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毎日スパゲティー・第8章

お知らせ2024年04月26日

 第8章 ローマの5月と言えば

 

ローマでは、生のままのそら豆にペコリーノを削って

のせて食べる時期があります。

八百屋さんでこの話をしても、信じてもらえません。

 

 

作り方】

イベリコパパーダを短冊にカットしフライパンでゆっくり脂を

搾り出すように炒めます。

脂が凄くでます。香りもなんとも言えない高貴な香り。

 

 

しっかり脂が出たらそら豆を入れ、火入れし茹で汁で煮込むように。

スパゲティが茹で上がったら火を止め混ぜながらペコリーノロマーノ

を振っていきます。

皿に持ったらもう一度ペコリーノと黒こしょうをかけて、でき上がりです。

味付けなしで、油の旨み、そら豆の味、全てを包み込んでくれるペコリ

ーノで完璧に仕上がります。

 

 

もう一品、ジャガイモとそら豆で

 

 

【作り方】

オリーブオイルでニンニクを炒めたフライパンにカットしたジャガイモ

を入れます。

この時気を付けたいのがジャガイモの皮は剥かずそのままカットして

ボウルに水を入れ、短時間漬けておきます。

ジャガイモに火を入れると必ずデンプン質が出て焦げ付きます。

カレーを作るとよくわかると思います。

 

フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクを炒めて次に

ジャガイモを入れます。ジャガイモの旨みを出すのに小さじ1杯

の塩を振り弱火でゆっくり、ニンニクの色が最後まで焦げないよ

うに気を付けて炒めます。

次にそら豆を入れ火が通ったらスパゲティの茹で汁を入れ

ジャガイモが溶けるぐらいに煮込みます。(10分程度)

バジルを入れ香りが立ったらスパゲティを入れよく混ぜ火を止め、

グラナパダーノを入れながらゆっくり混ぜます。

お皿に持ったらさらにグラナパダーノをかけ、若草の香りのオリーブ

オイル(ペランザーナ)を振り出来上がり。

そら豆とペランザーナオイルがより春を感じさせてくれます。