HOME > 新着情報一覧イタリア大好き「2016年サルバトーレ通信」vol.46
2016年08月31日
先日、あるゴルフコンペの景品で、しらすを頂きました。
業務用のあまりの量の多さに悩みながら(冷凍でカチコチやし)
少しずつご飯のお供にでも…と思っていましたが、
やっぱりスパゲティにも使おうと考え、やってみました。
初日 しらすとベルガモット(リキュールじゃなくその素材のミカン科の果実)
(ちなみに主要な生産地はイタリアのカラブリア州)
2日目 しらすとレモンとディル
3日目 しらすとアンチョビのトマトソース
一番のお気に入りのしらすとレモンとディルを使ったスパゲティ
(ディルじゃなくてイタリアンパセリを使いたかったんですが
盆休みシーズンで入荷してませんでした)
ベルガモットは、あまり女の子たちに理解されなくて不発。
(リキュールを使っていると勘違いされたのと苦味の強さが敬遠されて)
しらすはあまり火を入れたくないので、最後に使います。
にんにくと唐辛子オリーブオイルでベースを作り、
そこに茹で汁を入れて落ち着かせたら、香草(ディル)を入れ
レモンをギュギュッと絞り最後にしらすを入れてかき混ぜ、
スパゲティを投入して絡めたらもう出来上がり!
盛り付けの最後に、更にしらすを振りかけて、
フルーティなオリーブオイルをグルッと一周して、
さぁ召し上がれ!
しらす大根おろし もしくは しらすきゅうり みたいなイメージで
しらすにレモンとオリーブオイルで試してみましたが、
日本人としては、やっぱりシンプルに醤油で小鉢料理ですね!
最近の出来事
先月、ザ・リッツ・カールトン京都で開催されたイベント
『シェフ・ヴァレンティノの食卓』に参加してきました。
このイベント、3人の著名なイタリアンのシェフの料理を
それぞれのお店に行かなくても京都で楽しめる、
とてもレアで素敵なイベントです。
その3人のシェフの中に、あのボットゥーラ氏が招かれていました。
2016年度 世界ベストレストラン50で第一位に選ばれた
『オステリア・フランチェスカーナ』のシェフです。
世界トップクラスのマッシモ・ボットゥーラ氏の感性と、
リッツ・カールトンのサービスの素晴らしさの共演…
まるで異次元にいるかのようなひと時でした。
実はモデナにあるフランチェスカーナにも一昨年、
何とか頑張って実際に食べに行ったのですが、
料理が…私の理解の範疇を超えた内容で、
来れた事だけで凄い!ただただ美味しい!と食べるだけでした…。
今回、リッツカールトンのカメリエーラ・カメリエーレの方々に、
メニューに対するシェフの細かな気持ち・思いを
分かりやすく伝えていただいて、改めて凄さを体感しました。
世界一のレストランと、世界で一番評価の高い
リッツ・カールトンのサービスの融合、
これはもう日常ではありえないレベルの贅沢です。
きゅうりのラビオリ
世界一周の旅
正直、私の写真の腕では、とうてい魅力を伝えきれません。
あまりの興奮と感動で、何皿も写真を撮るのを忘れていました。
京都の夏はホント暑いけど、今回のイベントでの
ひと時は、食に携わる者として、もっと熱かったです。