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イタリア大好き「2016年サルバトーレ通信」vol.43

お知らせ2016年04月21日

テーブルオリーブの新たな発見!!

 

 

 

 

 

 

まずは、弊社、営業本部 貿易からの情報です。

フランス・モンペリエからの贈り物。

グリーンオリーブとブラックオリーブ

 

 

 


1、リュック種のグリーンオリーブ

塩分が控えめで、種との実離れが良く

三日月の形の種だけがキレイに取れます。

5つ続けて食べると、このオリーブの良さが分かります。


 

 

 

2、オリビエール種の黒オリーブ

もう一つは、GW明けには入荷するオリビエール種

黒オリーブの塩水漬けです。

塩漬けにもかかわらず辛くなく、テーブルオリーブとして

または繊細な料理のお供に最適です。

このオリーブは1粒食べてもらったら良さが分かります。


 

 

 

 

 

 

食べて美味しい! テーブルオリーブをもっと広めましょう!


 

 

 

 

 

スペインのオリーブ

 

先日、オリーブの実を輸入していると言う方と

話が盛り上がり、スペインのマラガでしか収穫出来ないと言う

希少なオリーブとリュック種とで、実離れ対決をしました。

 

 

マラガと言うとピカソ誕生の地としても有名ですが、

古代ローマ時代を描く歴史物語の名著『ローマ人の物語』にも

よく出てくる古い街で、コスタ・デル・ソル(太陽海岸)の

中心にあり、アンダルシア地方特有の温暖な気候で

ヨーロッパはもとより、世界的に人気の観光地です。

 

 

そんなマラガのオリーブ(アロレーニャ種)、

薬品を使わず岩塩と水でアクを抜くため

一つ一つアクが抜けやすいように

手摘みで収穫してすぐに割れ目を入れていて

果実の中で種が浮いた状態になっています。

アロレーニャ種はかなりの希少品種で、

DO(原産地名称保護制度)に認定されているこのオリーブを、

極わずかですが、日本に輸入されている方がいます。

以前マラガに住んでいて、今もマラガを愛しすぎて、

街おこしの一環にでもなれば、と言う思いで輸入してるそうです。


リュック種と同じく優しい味わいで、上品で…  

フランスのリュック種 負けてしまいました。 ※身離れ対決の結果です。

 

 

 

 

 

サンプルを頂き、ちょっとチャレンジしてみました。


プッタネスカ(娼婦風スパゲティ)です。

 

 

にんにくをオリーブオイルに入れて風味をうつし、

いったん火を止め、ペペロンチーノを投入して

その香りを余熱で引き出し、アンチョビフィレ、

塩漬けケッパー(流水でシッカリと塩を洗い流したもの)

今回の目玉 マラガのオリーブ、トマトが無かったので

セミドライトマトのオイル漬けを入れ火にかける。

茹で汁を入れて落ち着かせ、イタリアンパセリを入れ

香りが立ったらスパゲティと絡めて出来上がり !!


 

今回もパスタはリグオーリ!

もちもち感がシッカリあり、ハマってしまいそうなパスタ

ボイル時間は14分。ゆっくり気長に楽しめば…


 

 

 

更に同じアロレーニャ種のエキストラバージンオイルも

頂いたので、仕上げにかけてみました。

温かいスパゲティの上にかけてみてビックリ!

…優しい爽やかな香りが部屋中に広がる…

それでいて素材の邪魔をしていない。

これは良いものを教えて頂きました。


 

 

 

このオリーブオイル

カッコよく言うとフルッタート・マトゥーロ、

熟したオリーブの実そのものでありながら

香りが非常に高く、辛み・苦みも程よくあり、

とてもバランスのいいオイルです。

 

fruttato maturo:

fruttato 5 

picante 4 

amaro  3.5

 

 

無類のオリーブオイル好きな私、次は冷奴で味わってみます。

勿論、オリーブオイルとポン酢で!